誰でも参加できるQ&Aサービス、ヤフー知恵袋。
この「誰でも参加できる」という点は、非常に多くのメリットを有しているのと同時に、大きな問題点も抱えています。
誰もが参加できるということは、逆に言えば「まだ社会常識を理解していない子供」「パソコン初心者」「悪意ある回答や質問を行う者」「営利目的の人間」などが利用する可能性も考えられるということになります。
そして実際、そういった人の書き込みが多数見受けられるのも、ヤフー知恵袋の特徴のひとつです。
そのため、必ずしも質問に対して正しい回答がなされるとは限りませんし、場合によっては汚い言葉で罵られたり、絡まれたりすることもあります。
そういった中で、このヤフー知恵袋がサービスとして成立し、普及し、定着した最大の要因は、信頼性をはっきりとできるシステムを搭載している点です。
「この人の回答なら信頼できる」というような、利用者の実績を簡単にチェックできるシステムが存在しているのです。
その最たる例が、「ベストアンサー」です。
ベストアンサーというのは、ある質問に対し、回答受付期間内(7日間)において書き込まれた回答のうち、最も素晴らしいひとつの回答に対して質問者が指定できる制度です。
つまり、最も優れた回答に対して贈られる「称号」ということになります。
ベストアンサーは、回答の精度、真実か否か、正解か不正解か、という点が必ずしも重要視されるわけではありません。
質問者が「この答えが一番」と判断した回答に対して贈られるものです。
とはいえ、ほとんどのケースにおいて、的を射た回答がベストアンサーに選ばれています。
また、より詳しく、より親身になって答えている文章に対して贈られる傾向が圧倒的に多く見受けられます。
過去に何度もベストアンサーに選ばれている人の回答であれば、当然信頼性は増すというわけです。